小型版住専としての「はれのひ」
2018年 01月 21日
「はれのひ」事件だが、どうやら、銀行がかなり前のめりに「はれのひ」に貸しすぎていたようである。
桁は違うが、住専問題に似た構図がある。
過剰流動性が蓄積された結果、お金を貸す先がないから、怪しげな会社に貸すようになる。
これは、1980年代にもあった。意外と、1980年代は、バブルといいながら、実体経済はそんなに良くなかった。庶民の暮らしも「豊かさは実感できない」と言われていた。そうした中で、お金持ち減税、消費税増税へ税制が変った時期である。大金持ちにお金が貯まる。しかし、意外と実体経済はよくない。その結果として過剰流動性が蓄積され、バブルとなった。
似た状況は30年経って繰り返されたのではないか?
となると、同様の事例はあちこちで起きるおそれはある。怪しげな会社に無理に貸していたのが貸し倒れになるケースも続出するかもしれない。
by hiroseto2004
| 2018-01-21 20:44
| 経済・財政・金融
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