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by hiroseto2004

ドイツ外相、「トランプ政権の新たな核戦略は、世界の新たな核兵器競争につながる」

トランプによる核態勢見直しは、ロシア、中国だけでなく、同盟国のドイツにも批判される
有り様です。ドイツのガブリエル外務大臣は、「トランプ政権の新たな核戦略は、世界の新たな核兵器競争につながる」
と発言しています。それは、欧州にとって深刻な脅威であるというわけです。
まったくその通りです。相手に脅威を与えれば、相手も対抗して軍拡を行う。
しごく単純なことです。
だいたい、核兵器で相手を抑止できるのであれば
朝鮮の核開発だって止まっているはずですよね?それが止まっていない。
否、むしろ「アメリカにやられる前に抑止力を持とう」と朝鮮が考えて
しまっているわけです。
これは、日本の安倍総理にも考えていただきたいのです。





  • ドイツのガブリエル外務大臣
    ドイツのガブリエル外務大臣

ドイツのガブリエル外務大臣が、「アメリカの新たな核戦略は、ヨーロッパにとっての深刻な脅威とみなされる」と語りました。

アメリカ国防総省は、2日金曜、「核態勢の見直し」を発表しました。

この文書は、核攻撃の脅威に直面したときのみならず、サイバー攻撃に対する報復においても、核兵器を行使する権限をトランプ大統領に与えています。

トランプ大統領のような不安定な大統領が発射指示を出す核兵器の使用に関して、アメリカが基準を下げたことは、アメリカの以前からの同盟国を含む、世界各国の懸念を生じています。

ドイツにおけるアメリカの核兵器

メフル通信によりますと、ガブリエル外相は、4日日曜、「トランプ政権の新たな核戦略は、世界の新たな核兵器競争につながる」と語りました。

このアメリカの新たな核戦略によれば、ドイツのビューヒェル航空基地には、およそ20のアメリカの核爆弾が残されるということです。

ドイツの野党や独立した政治家、反戦団体は、ドイツにアメリカの核兵器が残されることに強く反対しています。

ロシアと中国も、これ以前に、アメリカの新たな核戦略を批判していました。

ストックホルム国際平和研究所の報告によりますと、2016年の初め、アメリカは7000発の核弾頭を保有していました。

この数は、世界を滅亡させることができます。


by hiroseto2004 | 2018-02-10 06:19 | 反核・平和 | Trackback