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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【備忘録】先制攻撃は、やらかした方が外交的にフルボッコされるのが現代の秩序

【備忘録】先制攻撃は、やらかした方が外交的にフルボッコされるのが現代の秩序

先制攻撃は、第一次世界大戦以降の国際秩序ではやらかした方が結局、外交的にフルボッコにされる。
日本自身が第二次世界大戦で米英への先制攻撃で国を滅ぼしたのは言うまでもない。

もうひとつ、直近の例をあげておく。カンボジアに侵攻したベトナムの例である。

カンボジアのポル・ポトはインテリを虐殺するなど極悪を極めていた。

そこで、ベトナム社会主義共和国は、ポル・ポト打倒へカンボジアに介入。しかし、国際的な世論の批判はベトナムに集中し、ベトナムは孤立。1980年代を通じ経済的な苦境におかれた。やはりカンボジア侵攻は不味かった。

ベトナムは、ポル・ポトが極悪だったので、ぶん殴っても大丈夫だとなめていた。それが失敗である。手を先に出した瞬間、善悪は逆転してしまった。アメリカや日本もポル・ポト側=民主カンボジアを正統な政府と認め、内戦は国連が介入するまで続いた。

日本の場合、さらに国連の敵国条項がある。日本が先に手を出せば、国連加盟国は日本を戦争できなくなるまで=滅亡させるまでやっつける口実になってしまうだろう。

「専守防衛は防衛戦略として厳しい」という安倍総理には以上の歴史的な事実を考えてほしいものである。

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by hiroseto2004 | 2018-02-18 08:47 | 安倍ジャパン | Trackback