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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004

「学者生命賭けた戦いに負けた」 民進支持の井手氏嘆く:朝日新聞デジタル

井手先生に対しては厳しい言い方になりますが「甘い」としか申し上げようが無い。
まず、今の安倍ジャパンの構造、すなわち、安倍総理のお友達の原発や武器の企業、大学や派遣会社に
カネが回る(外国援助軽油も含む)を変えないと、高福祉高負担など絵に描いた餅です。

現状で、「増税推進」の印象を民進党に付着させてしまったこと自体、甘かった。

そして、もちろん、民進党、特に前原誠司さんに期待したことが誤りだった。

ご自分の政策を活かしたいという熱意は分かるのだが、やはり甘すぎた。






「学者生命を賭けた戦いは負けた」

 民進党の政策づくりに関わった慶応大の井手英策教授が16日、連合の政策勉強会「連合フォーラム」で講演し、昨年秋の同党の分裂劇をこう嘆いた。民進時代に井手氏を頼った前原誠司・前代表ら民進出身議員を前に、「僕の愛した民進党が三つに分かれ、大勢の皆さんがいまだに苦労している。この現実を僕は何よりも悲しい」と訴えた。

 財政社会学が専門の井手氏は昨年3月の民進党大会で講演。前原氏が打ち出した経済社会政策「All for All(みんながみんなのために)」を支えた。ところが同年9月、その前原氏が希望の党への合流を決断し、民進は分裂した。

 井手氏はこの日の講演で、希望への合流を「青天のへきれきだった。皆さんと作ってきた政策がこれで木っ端みじんになるという不安を感じた」と吐露。学者生命を賭けて民進党に期待してきた思いに触れ、「皆さんを説得しきれなかった悔いだけが、僕の両肩に重くのしかかっている」と振り返った。

 井手氏はまた、「野党が合流する、一つになる、そんなのは器の話に過ぎない。器の形は地道な議論の結果に過ぎない」とも指摘。「本当の意味ですべての働く人たちの幸福を追い求めるような政治の土台を作ってください」と呼びかけ、最後にこう語った。

 「『敗北者』がこの場に居座り続けるのは無様であり、生き恥をさらすに等しい。でももし、皆さんにお許しいただけるならば、残された学者生命を皆さんと一緒に燃焼し尽くしたい」(南彰)


by hiroseto2004 | 2018-02-18 21:21 | 経済・財政・金融 | Trackback