イラン大統領、トルコ大統領と電話で会談
2018年 02月 20日
イランとトルコの大統領が電話会談しています。
アサド政権と連携するイラン。他方、クルド人掃討を名目にシリア北西部のアフリンに侵攻するトルコ。
これにアサド政権が反発してクルド人勢力と連携するという中で、衝突回避へ話し合いが望まれます。
とにかく、被害を受けるのは民衆ですから。
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イラン大統領、トルコ大統領と電話で会談
イランのローハーニー大統領が、トルコのエルドアン大統領とシリア問題について電話で会談しました。
ローハーニー大統領は、19日月曜夜、エルドアン大統領と電話で会談し、「シリアの安定と安全に関するアスタナとソチの協議は、今後に期待できるものだった」と語りました。
ローハーニー大統領は、テロとの戦い、シリアからのテロ組織の掃討、地域の分離独立を求める行動への対処を、イランとトルコの共通の目的として挙げ、「現在、地域に傀儡政権を樹立するための努力が行われているが、全面的な協力を拡大することで、この安全保障上の懸念を解消するために努力すべきだ」と語りました。
エルドアン大統領もこの電話会談で、「トルコ政府は、シリアの領土保全は、すべての地域諸国の関心事であるべきだと考えている」と述べました。
さらに、地域・国際問題やテロとの戦いにおけるイランのトルコへの支援に感謝し、シリア問題の解決に向け、イラン、トルコ、ロシアの協力や協議を続けていくことを強調しました。
また、プーチン大統領とエルドアン大統領も、19日夜、電話で会談し、シリア北部と西部の状況や、シリアのアフリンにおけるトルコの軍事作戦について話し合いました。
by hiroseto2004
| 2018-02-20 19:34
| 国際情勢
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