「裁量労働制」は多くの職場では「管理(経営)責任放棄」でしかない・・労働者は奴隷未満に
2018年 02月 24日
「裁量労働制」は多くの職場では使用者側の「管理責任」放棄でしかなくなります。
以下の江田憲司議員のツイートが短文で本質を言い当てています。
江田憲司(衆議院議員) @edaoffice
安倍政権が拡大しようとしている「裁量労働制」って知ってますか?働く者が自由に時間が選べて成果でサラリーがもらえる?とんでもない!その実態は、会社が「時間外労務管理」がめんどくさい、規制に縛られず残業させたい、成果を求めたいというのが本音。経営者側の要望であることが何よりの証拠。
安倍政権が拡大しようとしている「裁量労働制」って知ってますか?働く者が自由に時間が選べて成果でサラリーがもらえる?とんでもない!その実態は、会社が「時間外労務管理」がめんどくさい、規制に縛られず残業させたい、成果を求めたいというのが本音。経営者側の要望であることが何よりの証拠。
労働者は、この場合、ハッキリ言えば、奴隷未満になるのです。
ローマの奴隷は、一応財産だから、それ相応に大事にする。
ところが、現代日本の労働者はいくらでも替えがきく使い捨てである(と使用者はみなしている)。
法律的には「人格がある自由人」だが、奴隷と違って、使用者は責任を負わなくていい。
裁量労働制は、だから、一見、労働者を自由にする見えて、使用者が責任を放棄するということである。
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by hiroseto2004
| 2018-02-24 09:50
| ジェンダー・人権(労働問題)
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