2.26事件から82年 そして「崩壊の時代」
2018年 02月 26日
2.26事件から82年が経過した。
あの時の青年将校自体は、どちらかといえばリベラルだったと思う。
治安維持法廃止や政治の男女参画など、今日につながる見るべきテーゼもあった。
しかし、青年将校が高橋是清ら既成政党政治家に「天誅!」を加えた結果、ほくそ笑んだのは、いわゆる統制派(東条英機ら)と、革新官僚(岸信介ら)だった。
政党と青年将校は共倒れとなった。そして、それ以降は日本は「崩壊の時代」に入った。
現代日本では、2011年の大阪ダブル選挙が「2.26事件」に相当すると思う。
そして、おおさか維新や未来の党と民主党で票が割れたことを奇貨として安倍自民党が復活。
暴走を開始した。そういう意味では今の日本は1942年~1943年ころに相当する状況だと思う。
ただし、戦時中でも本当に日本人の尻に火が付いたのは1944年のサイパン陥落以降ではなかったかと思う。
これ以上、安倍晋三と一蓮托生の「玉砕」はご免である。とにかく「被害を最小限に抑えること」。
これが至上命題である。
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by hiroseto2004
| 2018-02-26 06:00
| 歴史
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