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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

【備忘録】一部リベラルが反原発の勢い余って安倍昭恵に甘かったのも失敗だった【思想・哲学】

【備忘録】一部リベラルが反原発の勢い余って安倍昭恵に甘かったのも失敗だった【思想・哲学】

 今回の一連の騒動の「正犯」(震源地)の1人は間違いなく「日本のエレナ・チャウシェスク」とも言える安倍昭恵だ。

そして、一部のリベラル派が、安倍政権発足以降、脱原発を重視する勢い余って安倍昭恵に甘かったのも、失敗だったように思う。昭恵を増長させてしまったと思う。

3.11以降、政治を変えないといけないという意識を持った人が増えたのは良かった。

しかし、他方で、安倍昭恵が脱原発であると言うだけで、リベラル派の中に安倍昭恵に甘くする空気があったのではないか、ということは総括すべきではないのか?

安倍昭恵という人は、良くも悪くも戦時中回帰である。
戦時中は原発もないけど人権もない。ガバナンスも完全に崩壊している時代である。
だから、安倍昭恵が脱原発でありつつ、籠池のおっさんが提唱した「安倍晋三記念小学校」の名誉校長を引き受けたこと、そして、総理夫人の地位を利用して、口利きを行ったことは、説明できる。
そして、3.11以降のリベラルの内部には、反原発の勢い余って、近代合理性、近代立憲主義を軽視する向きも強かったように思える。厳しい言い方だが、安倍昭恵と「共鳴」する「隙」がリベラル派にもあったのだ。
そして、近代合理性、近代立憲主義を軽視する風潮は、うまく安倍一派に利用され、ゴロツキ政治の復活を許した、とも言える。
第二次世界大戦中も「近代の超克」をインテリは叫んだが、現実には近代欧米の悪いところ(植民地支配)と、日本の悪いところ(精神主義)をハイブリッドした状態になっただけだった。

リベラル側としては、「新しい時代」を打ち立てる文脈で近代合理性なり近代立憲主義を軽視してきた面(※)はあるだろう。
しかし、近代合理性、近代立憲主義をこの国が十分消化し切れていない段階において、安倍昭恵的なものがつけいる隙をつくってしまったのも事実である。

正直、進歩的なリベラルや左派にとって「近代合理主義、近代立憲主義」の水準では「つまらない」と思う。いろいろ進歩的な研究をしていくのはもちろん大変結構なことだ。

だが、政治とは現実との妥協であることも頭に入れておかないと大やけどをする。現段階の日本において、まず、「近代合理主義、近代立憲主義」の水準を「踏み固める」作業を政治的には実践すべきだと思う。

 たとえば、原発をつくったのはたしかに「近代」である。しかし、原発をなくすのも近代立憲主義、近代合理性を踏まえた苦悶を経るしかないとおもう。苦し紛れに安倍昭恵的なものに依存しても実現はしないし、今回のような大変な事態を引き起こすだけだ。


※たとえば民主党政権時代に多くのリベラルが持ち上げてきた「政治主導」などもそうであろう。「政治主導」は、安倍晋三に悪用され、官僚政治(開発独裁)どころか、ゴロツキ政治への後退となってしまった。


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by hiroseto2004 | 2018-03-09 20:27 | 安倍ジャパン | Trackback