サウジアラビアが戦闘機の購入合意をイギリスと締結
2018年 03月 10日
イギリスはサウジアラビア王室空軍(皇太子・ムハンマド被疑者)に戦闘機を売却することを決定しました。
イエメンへのサウジの空爆で人道危機が広がる中、国連や人権団体もサウジへの武器輸出停止を求める中での
暴挙です。
イエメンへのサウジの空爆で人道危機が広がる中、国連や人権団体もサウジへの武器輸出停止を求める中での
暴挙です。
サウジアラビアが戦闘機の購入合意をイギリスと締結
サウジアラビアが、イギリスと戦闘機タイフーン・ユーロファイターの購入に関する合意を締結しました。
イルナー通信によりますと、この合意は9日金曜、サウジアラビアのムハンマド皇太子のイギリス訪問の最終日に締結されました。
ムハンマド皇太子のイギリス訪問は、7日水曜に始まり、イギリスの人々の大規模な抗議を呼びました。
武器取引に反対するキャンペーンの公式統計によりますと、サウジアラビアはイギリスにとって最大の武器の輸出先だということです。
イギリスのサウジアラビアに対する戦闘機の売却は、サウジアラビアが2015年3月から、アメリカやイギリス、アラブ首長国連邦など数カ国の支援を受けてイエメンを大規模に攻撃している中で行われています。
この攻撃で、多くの女性や子供を含む1万4千人以上の民間人が死亡し、数百万人が難民化しました。
イエメンはまた、食糧や医薬品の不足、伝染病の蔓延に直面しています。
国連や人権組織は、繰り返しイギリスやほかのサウジアラビア支援国に対して、サウジアラビアに対する武器輸出を停止するよう求めています。
by hiroseto2004
| 2018-03-10 18:57
| 国際情勢
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