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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

サウジアラビアによる原子力施設の建設に向けた動きとアメリカの協力

これは危険すぎますね。トランプさん。こんなことをしていて、たとえば、
朝鮮に対して非核化を迫れるのですか??






  • 原子力施設
    原子力施設

サウジアラビア閣僚評議会が、サルマン国王も出席した会合の中で、原子力計画の全体政策に関して合意しました。

サルマン国王とムハンマド皇太子

サウジアラビアの関係者は、この国の核活動は、国際法規や国際合意にのっとった平和目的のものだと主張しています。しかし、サウジアラビアの軍国主義的な動きは、この国の不透明な政策に対する懸念を高めています。この政策は、サウジアラビアの皇太子によって追求されており、トランプ大統領のゴーサインを伴っています。

アメリカの新聞、ニューヨークタイムズは次のように記しています。

「サウジアラビアが、核兵器の製造を追求していることを示す兆候がある。アメリカは、サウジアラビアの今後25年のの原子力発電所の建設計画を正しく管理しなければ、サウジアラビアは、核兵器製造の可能性を持つ国になるだろう」

アメリカン・エンタープライズ研究所は、トランプ政権に対し、サウジアラビアとの核協力を許可する場合には、慎重になるべきだと勧告しています。同研究所は同時に、この問題に関する共謀についても警告しました。

サウジアラビアのムハンマド皇太子

サウジアラビアは、ムハンマド皇太子の経済計画に基づき、2032年までに数箇所の原子力発電所を建設しようとしています。核活動に関するサウジアラビアとアメリカの協議は、アメリカが、自国のパレスチナ問題に対する政策にサウジアラビアを同調させようとしていることに基づいて、分析することができます。アメリカ企業の、原発の建設を巡るサウジアラビアへの参入も、アメリカ政府が、サウジアラビアの資金から最大の利益を得ようとするためのものです。この中で、アメリカの代表団が、この問題について協議するためにサウジアラビアを訪問する予定です。アメリカとサウジアラビアの目的は、アメリカのサウジアラビアに対する核技術の輸出に関する規定を定めることと、その法規や規定を超えようとするサウジアラビアの意向の間で、解決策を見出すための雰囲気を作ることにあります。

そのため、トランプ政権は、サウジアラビアの意向を汲めるよう努力しており、それを手放してはならない機会と捉えています。しかし、このようなトランプ大統領の態度は、サウジアラビアの核兵器製造への許可と見なされます。

サウジアラビアのジュベイル外務大臣は、アメリカの123協定を無視し、トランプ政権に対して、サウジアラビアに核燃料の生産を許可するよう求めています。アメリカの123協定では、他国との原子力協力は、世界における核兵器不拡散の原則に基づくものでなければならないとされています。

こうした中、サウジアラビアは、アメリカとの原子力合意に、この項目が盛り込まれることに反対しています。このような行動は、サウジアラビアが、将来、軍事目的の核活動を行うための状況を整えようと密かに狙っていることを示しています。そうなれば、サウジアラビアによる危険がさらに拡大することになるでしょう。


by hiroseto2004 | 2018-03-16 20:20 | 反核・平和 | Trackback