人気ブログランキング | 話題のタグを見る

庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「東京都迷惑防止条例改悪」案と小池ファースト、治安維持法と加藤高明

国会前でも弾圧につながりかねない「東京都迷惑防止条例改悪」案が提出されている。

小池ファーストというのは戦前で言えば立憲民政党に似ている。立憲民政党は大都市インテリと当時としては新興の三菱を基盤としていた。立憲民政党出身の加藤首相というのは、明治憲法下で唯一、選挙結果で政権獲得した首相である。普通選挙法を通す一方で、治安維持法を成立させるなど「飴と鞭」とも言われた。民政党の若手ホープの永井柳太郎は、親軍姿勢+若者に配慮した社会政策というサンドイッチであった。
小池ファーストも子育て世帯ウケする施策や脱原発などリベラル受けする政策を打ち出す一方で、憲法問題ではタカ派で、今回のような弾圧条例案を出すなど立憲民政党に似ている。支持基盤も都会のプチブルインテリと新興企業である。

他方、立憲政友会(田中義一)は、地方の地主と古手の三井財閥を基盤としていた。この点は、地方のお金持ちと重厚長大を基盤とする安倍自民党に似ている。

結局、両方とも庶民の暮らしを良くするわけでは無かったから、その不満が結局は軍部を押し上げる結果となった。

by hiroseto2004 | 2018-03-18 22:27 | 安倍ジャパン | Trackback