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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

安倍=田中義一・政友会的の次は小泉進次郎=立憲民政党的に注意

安倍=田中義一=政友会の次は小泉進次郎=立憲民政党に注意

安倍晋三というのは、ヒトラーというより、戦前の首相で言えば立憲政友会に近い。
田中義一が政友会にお友達のごろつきを大量に入党させたり幹部に取り立てたりし、劣化させたたのは、安倍政治を思い出させる。
田中が外務次官(田中が外相兼務のため実質は森外相)に取り立てた森恪という男は特にひどく、慶応幼稚舎でありながら慶大に進めず、しかし、野心は人一倍強かった。
中国侵略は実はほとんど森恪が構想したもので、森は515事件でも会心の笑みを浮かべた。直後に急死しているが、もし急死しなければ間違いなくA級戦犯で死刑だったろう。
立憲政友会の支持基盤も当時の地方の地主と旧財閥の三井。JCや重厚長大を基盤とする安倍に似ている。

田中は満州某重大事件で天皇にお叱りを受け、退陣しているが、今上天皇が安倍に不快感を持たれているとされているのに似ている。天皇のお叱りを受けての田中の退陣は、正直、政党政治に暗雲を投げ掛けたが。


他方で、戦前のもうひとつの二大政党の立憲民政党は、クリーンイメージで、都会の若者受けする社会政策を出すものの、マクロ経済は新自由主義、永井柳太郎ら親軍的な部分もあった。田中が倒れた後の民政党の濱口内閣は苛烈な新自由主義政策で、大不況を招いた。軍部台頭へとつながる。


ダーティーなゴロツキ・安倍の後にクリーンなタカ・小泉が出てくると、一挙にそちらへ支持が流れかねない。要注意である。

小泉進次郎なら憲法を明文で無理に変えずに、米英などと共同で「国際貢献」名目の海外派兵で中東空爆しまくり、という路線の可能性が高くなるだろう。


そうならないためには、リベラル・左派も父の小泉純一郎さんに忖度しないことは大事だ。

脱原発の市民運動を小泉さんがやるのはいいし、陳情を受けて脱原発法案を野党共同でやるのも良い。

しかし、小泉さんの格差拡大・海外派兵路線はきちんと批判しないといけない。

格差是正、外交で日本の安全も世界の平和もつくる路線を野党は打ち出さないといけない。



by hiroseto2004 | 2018-03-23 18:12 | 思想・哲学 | Trackback