ロシア外務省、「イギリスが元情報局員の暗殺未遂に関与」 欧露の主張平行線
2018年 03月 29日
イギリスにおいて、ロシアの元工作員が暗殺されかけた殺人未遂事件。
この事件に関して、イギリスと、多くのEU加盟国はロシア外交官を報復措置として追放。
一方で日本政府は、「化学兵器使用に反対」とコメントしつつ、ロシアに対する
制裁については追随していません。
イギリスが犯人という証拠はどこにもありません。
しかし、ロシアが犯人という証拠も今の時点ではありません。
ひょっとしたら、欧露が喧嘩を始めることを狙った第三者(国)の犯行かもしれない。
今回に関しては「外交」としては日本政府の行動は冷静なものだったように思います。
ロシア外務省、「イギリスが元情報局員の暗殺未遂に関与」
ロシア外務省が、報告の中で、イギリスの情報機関が、ロシアの元情報局員の暗殺未遂事件に関与していたとしました。
イルナー通信によりますと、ロシア外務省は29日木曜、声明を発し、ロシアの元情報局員セルゲイ・スクリパル氏の暗殺未遂事件に関するイギリス政府の行動を批判し、「イギリスのこの事件に関する行動は、イギリスの情報機関がこの事件に関与したことを想起させる」としました。
また、イギリス南部ソールズベリー近辺の研究施設では化学兵器が製造されており、イギリス当局はこの事実を隠蔽しているとしました。
さらに、「イギリス側は、スクリパル氏の事件の証拠を提示する責任がある」としました。
今月4日にソールズベリーで発生した、神経剤を使ったスクリパル氏とその娘の暗殺未遂事件により、ロシアと西側の関係が緊張しています。
イギリスはこの事件の責任はロシアにあるとしていますが、ロシアはそれを否定しています。
by hiroseto2004
| 2018-03-29 21:25
| 事故・災害・事件
|
Trackback