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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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(金氏)朝鮮にはどうみても日本の制裁では無く、中国の制裁の方が効いていたろう

安倍ジャパンは、(金氏)朝鮮が対話路線に舵を切ったのは、日本の制裁のおかげだと吹聴しています。
しかし、あまりにもそれは無理のある理屈です。
朝鮮にとって、もっとも痛いのは中国の経済制裁である。
朝鮮の経済は最近、結構好調です。2016年は3.9%でした。
往年の飢餓が蔓延していた朝鮮ではありません。
その背景は中国の経済発展のおこぼれが朝鮮にも及んでいるからです。
1991年のソ連崩壊後、ソ連の支援が無くなった朝鮮はピンチに陥りました。
金もない。明確に後ろ盾となる大国も無い。
そうした中で、金正日は、核武装へ突き進んだわけです。

朝鮮戦争が法的に続いている中で、アメリカから攻撃されるのを防ぐため。
そして核を交渉カードにアメリカからカネを引き出すため。

だが、核武装が中国の経済制裁を招き、それがさらに永続化したのでは金正恩も苦しいわけです。

むしろ中国に頭を下げ、朝鮮戦争時の友好関係を取り戻す。
そして、中国の核の傘にとりあえず入る。
そのことが、金「皇室」安泰につながるなら、その道を躊躇無く選ぶ。
すなわち、アメリカとは平和協定。中国には非核化約束。経済支援の引き出し。
それが中朝首脳会談だったのではないか?
日本なんか、金正恩の眼中にはありません。
むろん、これを機会に日本も日朝関係正常化と拉致問題の解決へ進むべきですが。


by hiroseto2004 | 2018-03-30 23:06 | 国際情勢 | Trackback