「改憲より北東アジアに非核地帯を」各地で訴え
2018年 04月 02日
本社社主・さとうしゅういちは、4月2日(月)、広島市安佐南区古市橋駅前、中筋駅前、祇園出張所前で街頭演説
「時代は安倍総理からカープ安部選手へ」を実施。
中朝首脳会談の実施や南北・米朝首脳会談の動きを受け
「そもそも、朝鮮半島で武力衝突になれば日本にも甚大な被害が出るのは確実。
武力衝突を防ぎ、朝鮮戦争を正式に終結させることが大事だ。
そして、アメリカ、ロシア、中国の核保有国は非核国を攻撃しない、日本、韓国、朝鮮は核を持たないという
約束をする北東アジア非核地帯を今こそ前に進めよう。拉致問題も日朝国交正常化の中で
解決を進めよう。」
と力を込めました。
そして
「安倍総理よ、残念だが今までのように、政権のピンチの時にミサイルの脅威をネタにしての
支持率アップはもう期待できない。日本政府は現実を受け入れるべきだ。」
「改憲うんぬんよりもまず、外交の立て直しが大事だ」
と指摘しました。
またイラク戦争から15年を経過したことを受け、
「テロ対策のために自衛隊海外派兵ということも総理は狙ってきた。しかし、イラク戦争の結果は
テロが増えただけだった。トランプでさえもイラク戦争は誤りだったと認めている。
改憲よりも仲裁外交、人道支援が(唯一の戦争被爆国で平和憲法を持つ)日本の道だ。」
と指摘しました。
さらに、森友問題を初めとする安部夫妻による国政私物化、各省庁の相次ぐ文書改ざんや隠ぺい、データねつ造などについて
言及。
「そもそも、安倍総理は第二次内閣では男女共同参画を重点課題としている。そうであるならば
妻の昭恵さんを1人の人格として扱うべき。総理が代わりに国会で答弁するのではなく
昭恵さんに潔白を証明してもらえば良い。」
と指摘。
さらに
「わたしも2011年までは県庁に勤務していた。あるとき、予算があまったことがあった。
【上司は文房具を買うのが慣例だ】としたが、わたしは、【余った以上は県民にお返しすべきだ】
と主張し、上司も結局はわたしの意見に同意し、返すことに決まった。
若手の役人でも、おかしいと思ったことは上司や他の役所に申し上げても、耳を傾ける空気は役人
の世界にあった。」
「今は、それがすっかり失われている。
おかしいと思ったことをおかしいと言いにくい空気がある。それは安倍総理の独裁によってもたらされた。」
と指摘。
「総理独裁は、内閣人事局制度で官僚への総理の人事権が強化されたことがある。
そして、自民党議員も覇気が無い。小選挙区制度の下で、総理の機嫌を損ねたら公認されずに
落選する可能性が高いため、安倍総理の暴走に待ったを掛ける人がいなくなった。」
とし、
「小選挙制度を軸とする現行選挙制度の見直しが必要だ。また、政治に左右されない第三者機関で高級官僚を公募するイギリスや
オーストラリア、ニュージーランドなどの制度も参考にしながら、どうすれば国民のために奉仕する公務員のあり方に
できるか、国民的な議論が必要だ。」
と訴えかけました。
三番目にアベノミクスの失敗について言及。
「GDPの伸びも見込みを下回り、税収も伸びていないことは安倍内閣も認めた。
この根本原因は安倍さんだけの責任では無いが安倍さんは、過去30年間の自民党や財務省の
政治の問題点を正すことができなかったのも事実。」
と指摘。
「財務省や自民党は消費税をアップする一方で、大金持ちや大手企業減税を続けてきた。その結果庶民の
懐は冷え込む一方で、税収は伸び悩んでいる。」
「大金持ちや大手企業にも構成にご負担頂くことがまず大事だ。そして、税金の使い道も
総理のお友達の原発や武器の企業、学校法人や人材会社では無く、介護や医療、教育、
子育て、被災者支援など、市民が困った時に暮らしを支える方向でお金を使うべきだ。」
と訴えました。
by hiroseto2004
| 2018-04-02 19:28
| 活動報告
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