アラブ連合軍の戦闘機が、イエメンの各州を攻撃
2018年 05月 30日
サウジアラビアによるイエメン侵略は続いています。
サウジアラビアが主導するアラブ連合の戦闘機が、少なくとも19回に渡りイエメンの3つの州を攻撃しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、イエメンの軍事筋は、サウジ主導のアラブ連合軍の戦闘機がイエメン北部サアダ州を攻撃し、これにより、少なくともイエメン人1名が死亡したことを明らかにしました。
この軍事筋はまた、今回のサアダへの攻撃が13回に渡り行われたとし、「サウジアラビアの戦闘機はさらに、首都サヌア州をも攻撃した」と語りました。
イエメン南西部タイズ州も3回に渡り、サウジアラビアの戦闘機によって攻撃されています。
サウジアラビアは、アメリカの支援を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共に、イエメンのハーディ元大統領を政権に復権させるため、2015年3月からイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この軍事攻撃により、1万4000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、数百万人が難民とな(ったほか、同国のインフラが破壊され)ています。
この中で、サウジアラビアは、イエメン人の抵抗により、自国の目的のいずれも達成できていません。
by hiroseto2004
| 2018-05-30 21:59
| 国際情勢
|
Trackback