パキスタンも政権交代、イランとの関係拡大へ
2018年 07月 27日
パキスタンも政権交代、イランとの関係拡大へ。
パキスタン正義運動党首、次期政権でのイランとの関係拡大を強調
パキスタンの野党・パキスタン正義運動のイムラン・カーン党首が、「パキスタン正義運動は、イランなどの近隣諸国との善隣外交の拡大を求めている」と強調しました。
イルナー通信によりますと、イムラン・カーン党首は26日木曜夕方、パキスタン総選挙の非公式の結果発表と、勝利宣言の後、パキスタン次期政府の外交政策について、「パキスタンは平和と安定を必要としており、次期政権はイランとの関係を拡大する」と語りました。
また、「アフガニスタンはテロとの戦いの中でどこの国よりも多くの被害を蒙っている国だ」と述べました。
さらに、パキスタンの安全はアフガニスタンの安全と関係しており、アフガニスタンが安定すれば、パキスタンもその例外とはならないとしました。
イムラン・カーン党首は、パキスタン正義運動はアフガニスタンとの関係を改善したいと考えており、この国の平和の確立に向けた努力を続けるとしました。
また、パキスタンの人々に対して、次期政権では国民の税金を守り、それを福祉や人々の成長のために使うと公約しました。
パキスタンメディアの非公式筋の最新の報道によりますと、パキスタン総選挙の集計の第一報では、パキスタン正義運動が119議席を獲得し、与党のイスラム教徒連盟シャリフ派とパキスタン人民党を大きく引き離しているということです。
by hiroseto2004
| 2018-07-27 22:04
| 国際情勢
|
Trackback