ドイツがアメリカから独立した決済システムの構築を呼びかけ
2018年 08月 22日
イラン核合意から離脱したアメリカは、「イランと取引した国や企業は制裁だ」と騒いでいます。しかし、アメリカから独立した決裁システムが出来てしまえば、制裁は怖くなくなります。
ドイツがアメリカから独立した決済システムの構築を呼びかけ
ドイツのマース外務大臣が、核合意維持のために、アメリカから独立した決済システムの構築を求めました。
アルジャジーラによりますと、マース外務大臣は、21日火曜、「ヨーロッパは核合意維持のために、アメリカから独立した決済システムの構築を必要としている」と語りました。
イギリスのハント外務大臣は、21日、ワシントンのアメリカ平和研究所で、「イギリスは核合意に関して、トランプ政権に反対しており、この合意にとどまるべきだったと考えている」と語りました。
トランプ大統領は、5月8日、イランに対する根拠のない非難を繰り返し、アメリカは核合意から離脱し、3ヶ月後と6ヶ月後の2段階で制裁を復活すると発表しました。
トランプ大統領のこの行動は、国内外で大きな非難を浴びています。
ヨーロッパは核合意の維持を求めていますが、イランは核合意が存続するか否かは、この合意におけるイランの国益の維持に向けたヨーロッパの行動にかかっているとしています。
イランのザリーフ外務大臣は20日月曜、核合意はアメリカ抜きでも存続するが、ヨーロッパのこれに関する政治的な意志は、具体的な行動が伴った時にイランへの回答となることができるとしました。
by hiroseto2004
| 2018-08-22 18:37
| 国際情勢
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