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by hiroseto2004

生コンの品質改善に尽力してきた武建一さん

武建一さんは、生コンの品質改善にも取り組んできました。彼の逮捕は、政治的弾圧の他、「うるさい」内部告発を嫌う生コン企業の圧力があるということです。





8月28日、恐喝をでっち上げられて滋賀県警に逮捕された連帯ユニオン関西生コン支部の武洋建一委員長について、産経新聞などのマスコミや在特会、ネオナチが意図的に隠している事実があります。

 武建一さん率いる連帯ユニオン関西生コン支部は、労働者の待遇改善、安倍政権打倒、反戦と同時に、重要な課題に取り組んでいました。
 
 粗悪生コンクリート追放、品質改善です。

 数年前、横浜市を中心に販売されていた格安マンションが、耐震基準を満たしていないとことが発覚した事件がありました。数値をごまかしたうえ、建設費用削減のために鉄筋やコンクリートの量を減らしました。セメントに混ぜる砂や砂利の量を減らして建設したことがわかりました。

 以前からコスト削減と称して、手抜き工事を行う事は横行しています。上記のようにセメントに混ぜる砂や砂利の量を減らす他、洗って塩分を落とすべき海砂をそのまま使う、水を大量に入れて量を増やす「シャブコン」、さらにはペットボトルや空き缶などを入れてコンクリートの量を減らすなどです。 
 そのため、コンクリートで作った建物や基礎が地震や地滑りなどで倒壊する、ひび割れする、劣化が早く進んで使い物にならなくなる事が全国で毎日のように起こっています。それが、高度経済成長期の1960、70年代に大量に建設されたコンクリート建築のビルやマンション、橋などが劣化する「コンクリートクライシス」を深刻化させています。

 それに労働組合として取り組んできたのが、連帯ユニオン関西生コン支部でした。

 生コン輸送車の運転手として現場の手抜き、粗悪な生コンクリート使用を目の当たりした武建一さんは、連帯ユニオン関西生コン支部立ち上げから品質改善に取り組みました。

 旧同盟の大企業労組が、組織としてQC(クオリティーコントロール)、「カイゼン」を行って、世界に冠たるメイドインジャパンの製品を作り上げたことは有名ですけれど、それと同じことに取り組んだのが関西生コン支部でした。

 組合員が現場で調査して集めた証拠を基に、粗悪コンクリート使用の実態を監督機関に告発し、ユーザーに伝えました。

「・・・社のコンクリートは洗っていない海砂を使っています」、

「この会社の生コンは大量の水を混ぜて、量を水増ししています」

と、証拠写真を印刷したビラをまきました。
 これらの内部告発によって、法令違反の悪質な業者が摘発され、行政指導や書類送検、事業許可取り消し処分を受けました。ユーザーから契約を打ち切られた業者もありました。
 こうして、関西生コン支部は労働組合として業界の正常化、品質改善を行いました。
 これが一部から逆恨みされました。ヤクザや右翼団体を使った生コン支部への襲撃事件が起こりました。内部告発を恐喝だと言い立てて警察を使いました。それに対して関西生コン支部は、毅然と立ち向かいました。
 
 今回の武建一さん逮捕は、政治的弾圧の他、「うるさい」内部告発を嫌う生コン企業の圧力があります。
 
 連帯ユニオン関西生コン支部は、生コンの品質改善と業界の正常化に尽力してきたことを知って下さい。
 


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by hiroseto2004 | 2018-08-30 05:09 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback