「ヨーロッパとイランの協力のための、独立した金融システムが計画されている」
2018年 09月 09日
イラン・アメリカの協力関係がアメリカの制裁を免れるための独立した金融システム。
これが完成すれば凄いことです。アメリカの「覇権」の終了ということです。(アメリカが大国としては
依然残りますが経済面では「世界に覇を唱える」ほどではなくなるということです。)
欧州議会・イラン関係グループのレバンドフスキ会長が、イランは核合意の取り決めを守っていると強調し、「ヨーロッパとイランの協力における独立した金融システムが計画されている」と述べました。
イルナー通信によりますと、レバンドフスキ会長は、8日土曜、イラン・ヨーロッパ議会関係グループのジャラーリー会長とベルギー・ブリュッセルで会談する中で、ヨーロッパ企業はイランとの協力を望んでいると強調し、「アメリカのトランプ大統領は、国際社会においてイランに対するマイナスの印象操作を追求している」としました。
また、ヨーロッパは世界レベルで、どのようにアメリカ抜きで行動するかを示すべきだとしました。
ジャラーリー会長も、この会談で、「イランは核合意の問題において、ヨーロッパ側からの具体的な行動を求めており、これに関して、言葉だけで満足すべきではない」と語りました。
また、アメリカの独善的な政策を批判し、アメリカは倫理に反した違法な形で核合意から離脱し、この離脱により、国際社会において無責任で、信用できないことを示したとしました。
さらに、イエメン問題についても、「サウジアラビアのイエメンにおける犯罪行為は停止されるべきであり、この国の今後はイエメンの人々によって決定される」としました。
ジャラーリー会長は、バーレーンの問題に対するヨーロッパと国際社会の沈黙を批判し、「イエメン、シリア、バーレーン、その他の西アジアの地域諸国の問題は、この地域の国々の協力により解決されるべきだ」としました。
by hiroseto2004
| 2018-09-09 20:19
| 国際情勢
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