イラン外相、「トランプ政権の立場の変更は笑いぐさだ」
2018年 09月 10日
イランを批判するときに「イランはパレスチナを十分支援していない」とか、アメリカは
どの口で言うのでしょうか?
イラン外相、「トランプ政権の立場の変更は笑いぐさだ」
イランのザリーフ外務大臣が、イランに対するアメリカ国務長官の最近の主張を否定し、ホワイトハウスの立場の矛盾は笑いぐさだと語りました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は、8日土曜夜、ツイッターで、「アメリカのトランプ政権の突然の立場の変更は、本当にこっけいだ。ある週には、“イランは海外で資産を無駄遣いしている”と語り、その翌週には、“イランは十分にパレスチナを支援していない“と言っている」としました。
アメリカのポンペオ国務長官は、8日土曜、ツイッターで、「アメリカは1994年から、パレスチナに対しておよそ63億ドルの支援を行ってきたが、イランは十分な支援を提供していない」と主張しました。
この主張の一方で、アメリカ政府はこの1年、パレスチナに対して多くの決定を下してきました。
中でも重要なのが、ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都に認定したこと、アメリカ大使館をベイトルモガッダスに移転したこと、その後、パレスチナ難民への支援を停止したことです。
パレスチナの人々やグループは、繰り返し、アメリカのパレスチナに対する政策は敵対的だと表明してきました。
こうした中、パレスチナの各グループは常に、パレスチナ人へのイランの支援に感謝を述べてきました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの報道官は、最近、「イランは他の国々とは異なり、パレスチナの理想をはっきりと支持している」と語りました。
by hiroseto2004
| 2018-09-10 06:16
| 国際情勢
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