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by hiroseto2004

備忘録 安倍ジャパン、「価値観外交」で「中国包囲」のはずが「中日新自由主義グローバリズム&独裁応援枢軸」

備忘録 安倍ジャパン、「価値観外交」で「中国包囲」のはずが「中日新自由主義グローバリズム&独裁応援枢軸」

安倍ジャパンは「自由・民主主義」を共有する国との「価値観外交」で、「中国を包囲」するという方向性だったはずだ。

ところが、2018年9月現在、習近平中国と共同戦線を張って新自由主義グローバリズムを推進。カンボジアなどの独裁政権も中国と一緒に応援している。

最近では、中国政府が上海での従軍慰安婦問題シンポジウムを中止に追い込んでいる。日本への忖度が背景にあったとみられる。
被害者の個人の人権より、日本政府との関係を中国政府は重視した、ということだ。

習近平が「新自由主義グローバリズム&独裁政権応援」の「横綱」であり、安倍晋三が「大関」である。
まあ、そもそもが、自民党も鄧小平以降の中国共産党も「大手企業の利益のためなら人権なんてくそ食らえ」路線で
うり二つであるから、「中日枢軸」はできるべくして出来たと思う。

ちなみに、アメリカのネオコン(ブッシュやヒラリー・クリントン)は「新自由主義グローバリズム&独裁政権を戦争で打倒!」である。

オバマや欧州諸国の主流は基本的には「社民主義」的なすタンスを基本としながらも実際には「新自由主義グローバリズム」に対抗し得なかった。そして、独裁政権に対しては「ネオコン」と「中日枢軸」の中間くらいの対応である。

他方、トランプは「新自由主義グローバリズム」ではない。古い自国第一の「重商主義」の復活に近い。独裁政権に対しては「ディール」で対応するという点では、むしろ、中日枢軸に近い。プーチンも似たようなものだし、フランスのルペンとかハンガリーのオルバンとかもそんな感じだろう。

「中日枢軸」のやり方は格差を拡大し、腐敗を温存する。中日の間で独裁者たちはうまく立ち回り、両方から金を引き出そうとする。

他方「ネオコン」のやり方は、イラク戦争に見られるように、却ってテロを増やしただけである。

そのことを頭に置いておきたい。






by hiroseto2004 | 2018-09-12 21:22 | 歴史 | Trackback