アメリカ国務長官、サウジアラビアへの武器輸出継続に向けて議員を説得
2018年 09月 13日
イエメンでサウジアラビア王室空軍(国王・サルマン被疑者)
アメリカ国務長官、サウジアラビアへの武器輸出継続に向けて議員を説得
アメリカのポンペオ国務長官
アメリカのポンペオ国務長官が、サウジアラビアとアラブ首長国連邦に対する武器の輸出を続けるのに議員を説得するため、「これらの2カ国は、戦争における民間人の死亡を減らすことを約束している」と主張しました。
アルジャジーラテレビが12日水曜に伝えたところによりますと、ポンペオ国務長官はイエメン戦争はアメリカの国の安全保障における優先事項だとして、「サウジアラビアとアラブ主張国連邦の軍隊もアメリカ製の武器や戦闘機、そしてその詩用法の指導を必要としており、それはすべて提供される」と語りました。
多くの国や国際機関が、サウジアラビア連合の空爆やミサイル攻撃をイエメンの子供や女性の殺害の要因だとしています。
サウジアラビアはアメリカやイギリスの支援を得て、2015年3月からイエメンを攻撃し、何度もイエメンの女性や子供をアメリカやイギリスの禁止兵器で虐殺しました。
アメリカだけでなく、イギリスも60億ドル規模の兵器を、2015年3月からサウジアラビアに輸出しています。
サウジアラビアの戦闘機の攻撃でイエメン人15人が死亡
イエメンにおける攻撃
サウジアラビアの戦闘機がイエメン西部フダイダ州近郊を空爆し、これにより死傷者が出ました。
イエメンのアルマシーラテレビによりますと、サウジアラビアの戦闘機は、12日水曜夜、首都サヌアとフダイダ州近郊を空爆し、この犯罪行為の中で、15人が死亡、20人以上が負傷しました。
こうした中で、イエメンの防衛省は、イエメン軍はフダイダ空港の北東部に対するサウジアラビアの傭兵による大規模な攻撃を失敗に終わらせ、これによりサウジアラビアの傭兵多数が死傷したと発表しました。
サウジアラビアはアメリカとイギリスの武器支援により、2015年3月からイエメンを攻撃しています。
この中で、アメリカやイギリスが製造した禁止兵器により、数回にわたりイエメン人の女性や子供が虐殺されています。