沖縄県知事候補玉城デニー氏の選挙公約に「福島原発事故避難者への支援策を継続」
2018年 09月 14日
「避難者通信」の矢ヶ崎克馬先生からの情報。
沖縄県知事候補玉城デニー氏の選挙公約に「福島原発事故避難者への支援策を継続」が盛り込まれました。
故翁長雄志県知事が肝いりで「福島原発事故避難者への住宅支援」を決定してくださり、支援を実施していただいたことは避難者通信でお伝えしたとおりですが、後継者として立候補した玉城デニー氏が翁長雄志さんの遺志を継ぎ、避難者の人権を守る公約をしてくださいました。
選挙公約の
(項目 11) 安心・安全で快適な社会づくり の中に
「東日本大震災・福島原発事故避難者への支援策を継続して実施します。」
と明記されています。
私たちは、「福島原発事故避難者の真の苦難は国と福島県からの一切の支援が停止される来年4月から始まる」として、国、沖縄県、民医連などに支援継続の陳情・要請を行ってまいりました。
その声が、故翁長知事の意思を受け継ごうとするオール沖縄の方々に「辺野古新基地建設強行と原発事故処理が事実と人権を無視して強行される根源は同じ」として受け止められ、選挙公約にしていただいたものです。
私たちは①福島県内からの避難者への支援、②福島県以外からの避難者への支援、③沖縄県民の放射能からの健康保護、を訴えてまいりましたが、残念ながら、そのほんの一部しか認められていません。私どもの力の及ばぬことを誠に申し訳なく思っております。
玉城デニー氏の選挙公約が実現することを大きな一歩として頑張りたいと思います。このことを周囲の避難者の方へもぜひお伝えください。
by hiroseto2004
| 2018-09-14 20:14
| 東日本大震災
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