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by hiroseto2004
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かき船裁判、住民の訴えを棄却【広島地裁】

かき船が原爆ドーム内のバッファゾーン内に移設された問題について、周辺住民が出した河川の占有許可について、取り消しを求めた裁判の判決が19日、広島地裁でありました。
不当判決でした。

 世界遺産 原爆ドームのバッファゾーン内に、かき船を移設した国や広島市の平和行政に意義を申し立て、河川の占有許可の取り消しを国に求めた裁判の判決がありました
 結果は「不当判決」
裁判官は判決で、具体的な被害がなければ、原告になれないとし、かき船の近隣の住民6人については、河川の氾濫時に、かき船が河川の安全を脅かすこともあるとし、原告としての資格はあるとしつつ、すぐに太田川が氾濫して災害が発生することはないなどとして、棄却しました。
 災害が多発する昨今において、南海トラフによる津波を想定しない判決には驚きます。
 だいたい、この裁判は だれが原告になれるのかを問う裁判ではありません。
世界遺産という人類の価値ある遺産が、国や自治体により壊されようとしている時に、だれが意義を申し立て、これを止めるのかという点が重要でした。 
バッファゾーン内の開発・変更の際にはユネスコ世界遺産委員会に届け出が必要ですが、広島市は届け出をしていません。市や国が世界遺産条約に違反していることについても、判決では全く触れられていません。裁判官に情けなさを感じるのは私だけでしょうか。

 そもそも、河川内に構造物を整備したり、公園内を開発することは出来ません。しかし広島市は「かき船かなわ」を船だと言い張り、建築基準法の許可も受けずに、かき船をドームに近い場所に移設したのです。
なぜ、こんなことができたのでしょうか? 広島市が私企業に特別な計らいをしたということではないでしょうか。

かき船かなわが「船」か「建物」かという判断についても、裁判官は「建物であるとは言えないが、ないとも言えない」などと禅問答のような判決文。「建築物か否かは市長の判断」との見解です。

核兵器廃絶のシンボルである原爆ドーム、それと一体のバッファゾーンが「賑わい施設」にすり替えられないように被爆地から世界遺産・原爆ドームの価値を守る世論と運動を広げることが必要です。

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by hiroseto2004 | 2018-09-20 06:24 | 広島市政(広島市議会) | Trackback