イギリスの人々がEU離脱賛成を後悔
2018年 10月 01日
イギリスの場合、そもそも、EU加盟ですが、ユーロを使わなくて良いという特例を適用されています。独自通貨ポンドを使えることで、一定程度、経済政策の自由があるわけです。EU離脱はその意味ではちょっと早まったなあとみていましたが、そうでしたか。
イギリスの人々がEU離脱賛成を後悔
新たな世論調査の結果、半数以上のイギリス人が、イギリスのEU残留を支持しています。
IRIB通信によりますと、29日に発表されたこの世論調査で、55%のイギリス人が、EUから離脱するよりも、EUに残留するほうが良いと考えていることが明らかになっています。
サディク・カーン・ロンドン市長も、今月16日、EU離脱を問う新たな住民投票の実施を呼びかけています。
一方で、イギリスのメイ首相は、再度の住民投票に反対しています。
EU離脱案が受け入れられていないメイ首相は、再度の住民投票の実施を拒否しているものの、EU側と協議中の合意を、下院の採決に掛けると語っています。
イギリスの人々は、2016年6月23日、イギリスのEU離脱を支持しましたが、票が分かれ、イギリス人やウェールズ人は離脱を支持しているものの、スコットランド人の62%と北アイルランド人の56%はEU残留を支持しています。
イギリスは離脱期限の来年3月までに、EU離脱の方法について合意を締結する予定です。
by hiroseto2004
| 2018-10-01 06:34
| 国際情勢
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