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by hiroseto2004

アムネスティ、サウジ反体制派ジャーナリスト暗殺への対応を国際社会に要請

  • アムネスティインターナショナル
    アムネスティインターナショナル

国際人権団体アムネスティインターナショナルが、国際社会に対し、サウジアラビア政府による反体制派の弾圧に対して沈黙せず、サウジアラビア人ジャーナリストの問題が明らかになるようにサウジアラビアに圧力をかけることを求めました。

サウジアラビアの反政府のジャーナリスト、ジャマル・ハショグジ氏は、今月2日、トルコのイスタンブールにあるサウジアラビア領事館を訪れた後、行方が分からなくなっています。

カタールのアルジャジーラテレビは、7日日曜朝、カショギ氏の遺体がイスタンブールで発見されたと伝えました。

ハショグジ氏はサウジアラビア政府に拘束されることを恐れ、国外で暮らしていました。

ハショグジ氏が殺害されたとの報道を受け、多くの人権団体や国が、サウジアラビア政府に対する真剣な対応を求めました。

アルジャジーラテレビによりますと、アムネスティの中東調査部門の責任者リン・マールーフ氏は、7日夜、「ジャマル・ハショグジ氏の死に関する独立した調査を求め、この犯罪の実行犯がどのような立場にいようと、その身柄を法的機関に委ねるよう要請した」と語りました。

「言論と表現の自由」に関する国連特別報告者、デービッド・ケイ氏は、イスタンブールのサウジアラビア領事館でサウジアラビアの反政府ジャーナリストが殺害されたことを受け、「国際社会が、この問題を簡単にやり過ごすことはない」と語りました。

この1年、特にムハンマド皇太子が就任して以来、サウジアラビアでは、実業家、聖職者、王子、イスラム法学者、詩人、大学教授、市民活動家、特に女性たちが逮捕され、収監されています。







  • ハショグギ氏
    ハショグギ氏

サウジアラビアの反政府のジャーナリスト、ジャマル・ハショグギ氏の遺体が、トルコのイスタンブールで発見されました。

ロイター通信はこれに先立ち、一部のトルコ当局の話として、「ハショグギ氏はイスタンブールにあるサウジアラビア領事館で殺害された」と伝えていました。ハショグギ氏は、今月2日、結婚手続きのために婚約者とイスタンブールにあるサウジアラビア領事館を訪れましたが、これまで、そこから出てきた形跡がありません。こうした中、サウジアラビアは、「このジャーナリストは領事館を出た後に拉致された」と主張しています。トルコ政府は、「これまでの情報によれば、ハショグギ氏は今も領事館の建物の中にいる」と発表しました。

一部の情報筋は、「ハショグギ氏は、拷問の末に殺された」としています。サウジアラビアの反体制派ジャーナリストのハショグギ氏は、拘束されることを恐れて国外で暮らしていました。

ハショグギ氏

ハショグギ氏は、2003年、サウジアラビア情報省の指示によってアルワタン紙の編集長を解雇され、2010年に復職した後、再び辞任を余儀なくされました。ハショグギ氏は、その後、アラビア語の国際メディアの職に復活し、2017年9月、批判的な内容の記事を執筆したため、サウジアラビアを離れざるを得なくなり、先週の火曜に殺害されました。

サウジアラビア情報筋は、ハショグギ氏は領事館を出たとしていますが、誰も、婚約者でさえ、彼が領事館を得たところを目撃していません。こうした中、トルコの治安筋は、「警備カメラには、ハショグギ氏が領事館を出た姿が映っていない」と強調しています。さらに、「ハショグギ氏は、15人のチームによって領事館内で殺害され、その後、遺体が領事館の外に運び出された」と考えています。

この事件は、サウジアラビアがトルコや他の国にある領事館を、テロを実施するための正式な場所にしていることを示しています。そのことは以前にも、アメリカ同時多発テロ事件などの数々の事件によって何度も証明されてきました。ずいぶん前から、世界における過激なテロ組織へのサウジアラビアの支援やこの国の役割が懸念されています。

国際関係の専門家であるナワフ・オベイド氏は、テロ支援におけるサウジアラビアの役割について、次のように語っています。

「サウジアラビアは、テロへの支援を隠そうと必死になっている。このことは、アメリカの議会や治安機関による9.11についての報告でも明らかにされていた。しかし、さまざまな理由から、サウジアラビアの役割に関する資料は消失した」

こうした中、ハショグギ氏殺害のさまざまな側面が明らかになるにつれ、サウジアラビアが外交機関を利用して行っているさまざまな活動に対し、国際社会とトルコが反応を示すべきときが来ているように感じられます。このような行動に対して沈黙することは、国家テロの自由な活動に向けて扉を開くことを意味するのです。


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by hiroseto2004 | 2018-10-08 19:27 | 国際情勢 | Trackback