サウジアラビアの株価が暴落、同国政府が介入
2018年 10月 29日
「サウジアラビアバブル」が崩壊しています。ただし、日本ももって他山の石としなければならぬ。
サウジアラビアの株価が暴落、同国政府が介入
情報筋が、サウジアラビア政府が同国の株価指数の暴落を防ぐため、介入を行うと伝えました。
サウジアラビアの株価は、今月はじめからこれまでに、64億ドル下落しています。
ウェブサイト、アルアラビー・アルジャディードによりますと、株式市場のアナリストは、「投資家は、サウジアラビアの投資の将来を懸念しており、体制批判的なジャーナリストのカショギ氏殺害事件の影響について論じている」と語りました。
カショギ氏は、今月2日、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入った後、消息を絶っていました。サウジアラビアはその18日後、カショギ氏はイスタンブールのサウジアラビア総領事館内で殺害されたことを認めました。
アメリカの新聞ニューヨークタイムズは、先週金曜、カショギ氏の事件は、サウジアラビアのムハンマド皇太子の経済改革にとっての障害となり、リヤドで開催された投資フォーラムに多くの国際企業の要人や、ヨーロッパ諸国の投資家や体制責任者が欠席することにつながったとしました。
「砂漠のダボス会議」として知られる投資会議「未来投資イニシアチブ」は、25日木曜から3日間の日程で、サウジアラビアに外国投資を呼び込むことを目的に開催されました。
by hiroseto2004
| 2018-10-29 19:03
| 国際情勢
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