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by hiroseto2004
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州議選惨敗、メルケル引退

ドイツの連立与党CDUとSPDがヘッセン州議会議員選挙で惨敗。
緑の党とAFDが躍進しました。メルケルが今期限りの引退を表明しました。
欧州におけるポストモダニズムの終焉ともいえます。
「多様性尊重&新自由主義」的な傾向が強かったポストモダニズム時代。
しかし、それは社会の分断を広げ、極右と極左の躍進を招き、アメリカに続き、
ドイツでも終焉しようとしています。フランスもマクロンが労働政策とかで
結構、やらかしているので、次の大統領選挙ではポストモダニズムが終わる可能性がありますね。





【ベルリン時事】ドイツ中部ヘッセン州議会選が28日に投開票され、メルケル首相率いる中道右派・キリスト教民主同盟(CDU)は、得票率が1966年以来の低水準に落ち込む大敗を喫した。今月半ばの南部バイエルン州議選でも国政与党が惨敗しており、メルケル氏の続投をめぐる不透明感は一段と高まった。

メルケル大連立政権に暗雲=州議選大敗、既存政党が弱体化-ドイツ

 公共放送ARDの出口調査によると、CDUの得票率(暫定)は27.4%。州議会第1党は維持したが、前回2013年から約11ポイント低下。国政与党の一角、中道左派・社民党も19.6%と11ポイント超下落した。

 一方、現在CDUと州政府で連立を組む緑の党は8ポイント以上伸ばし、社民党とほぼ並ぶ水準に躍進。排外主義政党「ドイツのための選択肢」(AfD)も13.0%を取って同州で初議席を獲得し、全16州での議会入りを果たした。
 現在の州政府与党であるCDU・緑の党で過半数を確保できたかは微妙な情勢。今後の連立交渉でCDUが与党にとどまれるかが、国政への余波を抑えるカギとなる。ボウフィエー州首相(CDU)は「つらい結果だが、引き続き州政権を担いたい」との意欲を示した。
 CDU大敗の原因は、国政の機能不全だ。昨秋の総選挙後、与党間の難民政策をめぐる対立で、連立交渉による政治空白は半年間に及んだ。今年3月の政権発足後も対立は頻発。有権者の間に積もった既存政治不信が、緑の党、AfDという左右の非国政与党の躍進につながった。
 クランプカレンバウアーCDU幹事長は、メルケル氏が「12月の党首選に立候補する」と、メルケル体制継続を明言。ただ、同様に州議選で大敗を喫した社民党のナーレス党首は、今後CDUの新方針を確認した上で「(国政での連立政権残留が)適切かを判断する」としており、政権維持には暗雲が漂っている。(2018/10/29-06:52)


by hiroseto2004 | 2018-10-30 06:39 | 国際情勢 | Trackback