「安倍改憲」で「今日のサウジアラビア」は「明日の日本」に/「ピンチをつくった県が『ピンチをチャンス』には無責任」ーー知事にも苦言
2018年 11月 05日
関連記事
安倍改憲で今日のサウジアラビアは明日の日本に広島瀬戸内新聞は、11月5日、広島市安佐南区で祇園出張所前と古市橋駅前で
街頭演説。
引き続き、サウジアラビアによるジャマル・カショギ記者暗殺事件と、
イエメン侵略を非難。
「米英仏も武器をサウジアラビアに売るなど甘やかすな。米英仏が
甘やかした結果がジャマル・カショギ記者暗殺事件だ」
と訴えました。
その上で
「サウジアラビアとは【サウード家のアラビア】という意味。サウード家(皇太子・
ムハンマド被疑者)が国民を煮て食おうが焼いて食おうが極論すればOK
ということだ。」
「そんなサウジを武器を売って甘やかし、戦争を起こしてきた米英仏と
日本が(国際貢献と称して)憲法を変えてまで自衛隊を派兵することに
大義はない。平和憲法を持つ国として、唯一の戦争被爆国として日本がすべき
ことは仲裁外交や災害復興支援など他にいくらでもある。」
と力を込めました。
さらに
「油断していると今日のサウジアラビアは明日の日本だ。」
「安倍総理のお友達による国政私物化は日本のサウジアラビア化
とも言える。また、緊急事態条項の導入は、災害対策のためなどではない。
災害対策のためなら今から4ヶ月前の大水害の日に宴会騒ぎなどやっていない。
災害対策のためではなく、国会を停止し、やりたい放題やるためだ。
そうなってしまっては「サウジ・アラビア」ならぬ「安倍ジャパン」に
日本はなってしまう」
と語気を強め、安倍改憲NOを訴えました。
続いて西日本大水害4ヶ月にあたり
「政府は、沖縄の民意を踏みにじってまで新基地に躍起になっている場合か?
広島(など西日本大水害被災地)、大阪(台風21号被災地)、北海道(大震災)
の被災地復旧に工事屋さん、土建屋さんに活躍してもらうようにすべきだろう。」
「五輪なども、まずは、災害という怪我を治してからだ。」
と訴えました。
「ピンチをつくった県が『ピンチをチャンス』には無責任」ーー知事にも苦言
さらに、広島県の湯崎英彦知事に対しても
「「ピンチをチャンスに」をキャッチコピーにしておられる。しかし、現に
土砂が残って苦しんでおられる方、復旧のめどが立たずに途方に暮れておられる方
を苦しめてしまうのではないか?」
「ボランティア活動の現場でも「頑張ってください」は禁句なのに、「ピンチをチャンスに」はいかがなものか?」
と災害ボランティアの経験から、疑問を投げかけました。
そして、
「県が開発を許可した場所が災害に遭っている。県がピンチをつくったような
ものだ。さらに、4年前の広島土砂災害があったにもかかわらず、(地元住民の
意見も要望があったにもかかわらず)十分な対策を取れずにピンチを拡大した。
その県が『ピンチをチャンスに』というのはおかしい。」
と苦言を呈しました。
さらに
「県や市は大型事業を先送りしても、復旧を最優先にすべきだ。広島は
人間で言えば大けがをしている状況。まず、大けがをなおしてから、楽しいことを。」
などと注文をつけました。
イエメン人の子供
ユニセフが、「イエメンは、国民に対する人道支援提供が妨害されていることから、飢餓に陥っている」としました。
AP通信によりますと、ユニセフは3日土曜、「イエメンの総人口2900万人のうち、4分の3は安定して食料を確保できておらず、またイエメン人の子供180万人が栄養不良状態にあるほか、同国の5歳以下の子供40万人が餓死の危険にさらされている」としました。
また、「イエメンでは、10分に1人の割合で、子供が予防可能な病気により命を落としている」としました。

これらの40万人の子供のうち、およそ40%がイエメン西部の港湾都市フダイダに暮らしています。
フダイダはイエメンへの人道支援物資や食料を輸送する主要な拠点ですが、この数ヶ月間、サウジアラビア軍の攻撃を受けています。
ユニセフの発表によりますと、フダイダに暮らす世帯の多くが、サウジアラビア主導のアラブ連合軍の空爆により病院を利用することができない事態となっています。
国連のグテーレス事務総長も、国連人口基金の報告に反応し、「イエメンの現状は、世界最悪の人道上の危機に等しい」とし、「イエメンは、危機に瀕している」と語りました。
また、イエメンでの人道状況や基本的な物資が欠乏している状態は、絶望的だとしています。
by hiroseto2004
| 2018-11-05 11:09
| 活動報告
|
Trackback