安倍晋三さんを勝手に「アンチ新自由主義グロバリーズム」と思い込んで支持される方もおられるが【備忘録】

安倍晋三さんを勝手に「アンチ新自由主義グロバリーズム」と思い込んで支持される方もおられるが【備忘録】

安倍晋三さんは、2012総選挙では「ＴＰP断固反対」を掲げ、「アンチ新自由主義グロバリーズム」の雰囲気を振り撒くのに成功した面はあるだろう。
お友だち限定の財政出動や金融緩和もそれを後押しした。
だが、実際にはゴーン被疑者と御同類の新自由主義のチャンピオンの竹中平蔵センセイを重用。水道民営化や外国人「奴隷」拡大法に邁進。漁業の外国売り渡しも推進している。ＴＰPより悪いアメリカとのＦＴAも押し込まれる勢いだ。
女性管理職を実際に増やしたゴーン被疑者と比べても
安倍一派の封建性は明らかだろう。
封建と新自由主義のハイブリッドという最低最悪の方向だ。
但し、野党側も、「ゴーン被疑者」色が強い小泉純一郎さんとの距離の取り方は注意が必要だろう。安倍支持の反新自由主義グローバリストに漬け込まれかねない。脱原発での共同歩調は良いが小泉さんへの忖度で新自由主義批判が弱まってはいけない。
橋下徹さんに対しても同様だろう。安倍自民党にとっても「公務員に天誅！」系の維新や希望との連携は非大都市ではマイナスだった。小池百合子さん、松井一郎さんが懸命に自民党候補を応援した沖縄県知事選挙がいい例だ。沖縄などでは公務員は若者の良い就職先だからだ。わざわざ野党側もお荷物を抱える必要はない。この手の「天誅！」系に手を出してしまう小沢一郎さんも正直、政治センスは疑問だ。下手に動かないで頂きたい。