【思想・哲学】「国鉄」以来、民営化を「絶対善」だという洗脳が行き届いている
2018年 11月 30日
【思想・哲学】「国鉄」以来、民営化を「絶対善」だという洗脳が行き届いている
「国鉄」以来、日本中に「民営化=絶対善」という洗脳が行き届いているように思える。
利益が出るなら民営化。一方で病院や公営バスなどでは「赤字だから公営を民営化」という明らかにサービス廃止しか招きようが無いような例もある。
いずれにせよ「民営化=善」というのに洗脳された結果である。
冷静に考えると、公共サービスというのは「儲け」のためにやるわけではない。
もちろん、赤字を際限なく垂れ流して良いわけではない。
大事なのは「国民」「県民」「市民」が議会や自治体の場合は時には直接請求などを通じて「民主的にコントロール」することである。
こんなことを思い出したのは、ルノーがそもそも自動車会社なのに政府が出資する「親方トリコロール」だから。
そのことの是非はさておくとしても、日本人の価値観があまりにも「民営化=善」に傾きすぎていると思う。
言い換えれば、公共サービスの議論においては、
官僚主義VSハゲタカ資本主義、
しか対立軸がなく、「民主主義」というのが極めて弱い、と言うことなのだとも思う。
by hiroseto2004
| 2018-11-30 20:23
| 思想・哲学
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