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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

会費「1人6千円」に絶句… 飲み会で表面化する収入格差

「総中流」幻想があった時代の遺物が格差が酷くなってもそのまま残り、
人間関係を壊していく。典型例ですね。





9月のある日。都内の事務管理会社で事務職として働く契約社員の女性(41)の席に、正社員がやってきて言った。

「来月、送別会があるんだけど」

 親会社から一時期出向してきていた人が定年退職を迎えるという。

 女性が「会費はいくらですか」と聞くと、正社員は「1人6千円で」と軽く言い放った。

 女性は絶句。仕事中だった周囲の契約社員たちの腰もふっと浮きあがった。

「と、とりあえず(契約社員の)出欠をまとめます」

 と返事をしておいたが、見渡すとみんな手で小さく「×」のサイン。9月は30日までしかない上、祝日が2度もあり、18日勤務だったから給与はいつもの月より2万円前後も安い。手取りは15万円いくかどうか、だ。6千円あったら何食食べられるかと考えてしまう。

 ほかの契約社員も同じのようで、「みなさん欠席で」と返答すると、その正社員は「参加してよ」「どうして?」と食い下がってきた。仕方なく事情を説明すると、「交際費ぐらい貯めときなさい」と叱られてしまった。そう言われても無理なものは無理。定年退職者には、欠席のメンバーから千円ずつ集め、心ばかりのプレゼントと寄せ書きを贈ることにした。

by hiroseto2004 | 2018-12-03 20:54 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback