「介護=単純労働だから外国人ににやらせておけ」思考
2018年 12月 07日
「介護=単純労働だから外国人ににやらせておけ」思考
出入国管理法改定(外国人奴隷拡大)法案。制度の全容は総理が施行前に発表するというあり得ない事態だ。
一つ言えるのは本法案の前提には「介護=単純労働だから外国人にやらせておけ」思考があるのは間違いない。
冗談ではない。肉体労働であるのはもちろんだが、生身の人間を相手にした感情労働でもある。利用者様の細かい変化を見逃してはいけない。病床の削減で、重症の医療対応が必要な利用者様も増えている。
俺は、役人(行政事務職正規公務員)を11年近くやってからこの介護の職場に入った。明らかに、役人時代よりもむしろ複雑な労働である。やりがいもあるがしんどい部分も多い。
(だからといって「公務員に天誅!」を加えれば日本は良くなる!とは思わないが)介護=単純労働だから外国人にやらせておけ、という思考なら絶対に破綻するだろう。
介護=単純労働と見下す思考をやめること。
外国人をきちんと対等な人間と考えること。
これらは最低必要である。
学業成績だけは良いのかも知れないが現場も知らず、中央省庁の役人だけをやっていたような方々、親の地盤で家業としての政治家を継いだだけの方々が、手前勝手な思いつきを押し通し、日本を滅ぼそうとしている。
by hiroseto2004
| 2018-12-07 20:09
| 役人からヘルパーへ
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