米上院、サウジ皇太子非難 大統領に軍事支援中止要求
2018年 12月 14日
上院は共和党多数です。しかし、全会一致でサウジアラビア皇太子・ムハンマド被疑者を非難し、大統領に軍事支援を辞めるよう求める決議を採択しました。アメリカの良識が示されました。(結果としてトランプと議会で硬軟役割分担しているという見方も出来ますが)。
【ワシントン共同】米上院本会議は13日、サウジアラビア人記者カショギ氏殺害事件の責任はムハンマド皇太子にあると非難する決議案を採択した。イエメン内戦でのサウジへの軍事支援の中止をトランプ大統領に求める決議案も可決した。同盟国サウジとの関係を重視するトランプ氏は皇太子を擁護し、政権は軍事支援を続ける必要性を訴えてきたが、議会は方針転換を迫った。
トランプ氏を支える共和党が多数派を占める議会で政権の方針に反対する決議が可決されるのは異例。皇太子非難決議は満場一致で採択され、コーカー外交委員長(共和党)は議会による「強い声明だ」と述べた。
by hiroseto2004
| 2018-12-14 08:18
| 国際情勢
|
Trackback