沖縄の住民投票について、かつて住民投票を実施した経験のある岩国市の井原元市長のご意見
2018年 12月 28日
沖縄の住民投票について、かつて住民投票を実施した経験のある岩国市の井原元市長のご意見です。
取材
沖縄の新聞の取材があり、岩国の住民投票の経緯を説明した。
住民投票は、選挙と違い、お金や力などが介在せず、政策に関する民意を測る手段として有効である。
まちの将来を左右する重要な問題が生じた場合には、議会と首長だけで意思決定するのではなく、民主主義の原点に返って民意を確かめる必要があると考え、常設型の住民投票条例を作っておいた。
「日本は間接民主主義であり、直接民主主義の手法である住民投票はなじまない」とする意見があるが、違う。民主主義と言うなら、民意を聞くことに躊躇してはならない。民意を踏まえた上で議会で十分に議論すればいいのであって、むしろ、間接民主主義を補完するものである。
by hiroseto2004
| 2018-12-28 21:52
| 岩国
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