「民間委託で安上がり」のつもりが「委託先企業だけが儲かり、コスト上昇」ならずに良かった

「民間委託で安上がり」のつもりが「委託先企業だけが儲かり、コスト上昇」ならずに良かった

本日は、本社社主は自治労連広島介護福祉労働組合役員として、広島市当局と労使交渉。

介護保険関連の事務を全部民間委託しようとしていた広島市だが、「委託した方がコストが掛かる」と言うことで断念したとのことです。

他の自治体でもきちんと検証した方が良いでしょう。「民間委託で安上がり」のつもりが「委託先企業だけが儲かり、コスト上昇」ということが起きていない保障は何処にもないのです。さらにサービス低下になったら目も当てられない。

名古屋市では全面民間委託の結果、要介護認定に時間が掛かっています。そういう愚行を広島市で踏襲せずに良かったと思います。

ただし、非正規職員の皆様が、他に仕事を円滑に進めていく上で、課題は山積みです。