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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004
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市民公開講座「成果主義は介護保険にそぐわない」

介護保障を求めるひろしまの会の市民公開講座「成果主義は介護保険にそぐわない」が23日、西区でありました。

石倉康次・立命館大学特任教授が、成果主義について説明。
市民公開講座「成果主義は介護保険にそぐわない」_e0094315_14114236.jpg
市民公開講座「成果主義は介護保険にそぐわない」_e0094315_14111550.jpg
また、広島市が包括支援センターに公募を導入する問題について解説。

市の評価=(「卒業」=サービスから排除)をやったほうが評価されるに迎合せざるをえなくなるおそれがあるとされています。
「営利企業の事業者は、事故率が高いか、「ハイレベルだが料金が高い」かになる。」
と指摘。常勤率や給与も低いと指摘しました。
営利企業が、人材難に拍車をかけている、と指摘。
介護や福祉、医療は非営利で職員と利用者と共同でつくるものだ、と市民的な合意が必要、と石倉さんは指摘しました。

そして、住民任せではなく専門家、自治体職員を含む共同のネットワークで、地方自治体で命や暮らしを守る力を再生することが必要、と訴えました。

また、社会福祉法人制度改革で地域貢献が義務化されたが、安定した職員確保を可能にする手立てが必要だ、とも指摘。

最後に消費税で全て社会保障を賄おうという方向には無理がある、消費税率を20%にする話になるが、大不況につながる。
また、その他の税源は、大手企業減税、軍事費に回すことになるし、社会保障を貧困層に重い消費税で賄う自己矛盾を内包している、社会保障カットか消費税増税かの二者択一になってしまう、と指摘しました。

by hiroseto2004 | 2019-02-23 14:53 | 介護・福祉・医療 | Trackback