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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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2.26事件83年

2.26事件83年

2.26事件から83年。
この事件は皇道派青年将校による「天皇陛下万歳を装った社会主義暴力革命の失敗」というのが本質だったと思う。
彼らのテーゼには政治における男女共同参画や、治安維持法廃止など、今日的にも見るべきものはあった。
ただ維新=革命といってもその後の構想は皆無に等しかった。高橋是清ら既成政党や牧野伸顕ら元老に「天誅!」を加えさえすれば、日本は良くなるという程度のものである。
結局、既成政党と皇道派は共倒れになり、最悪の軍部統制派の東條英機らが実権を握っていくことになる。そして、思想犯保護観察法がこの事件を契機に制定される。「お上に逆らうのはまずいこと」という今日の日本人にも強く残っている意識は、実は2・26事件へのこれらの「カウンタークーデター」によって醸成された面も多々あると思う。言い換えれば2・26事件に対する統制派のカウンタークーデターで、日本人は権力に従順になっていった、その後遺症は新憲法にかわった戦後も残っていた、ということだろう。
ちなみに、現代も似た歴史を繰り返している。
2012年頃、「既成政党に天誅!」的な我々「市民派」や、「公務員に天誅!」
の大阪維新が「皇道派」の役目を果たした。民主党内でも「政友会」的(地方)な小沢グループと「民政党」的(都会)菅・野田グループの対立から内ゲバが加速していたのは政友会と民政党が足を引っ張り合っていたのに似ている。
そして、小選挙区制の下で、民主党と維新が食い合いのような形になる中で、「統制派」ともいえる安倍自民党が政権に復帰。その後の「翼賛選挙」ともいえる国政選挙で「信任を得た」として暴走している有り様は戦前/戦中に類似していると言える。


by hiroseto2004 | 2019-02-26 06:10 | 歴史 | Trackback