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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

クライストチャーチモスク襲撃テロの背景としての「新自由主義系リベラル」によるひずみ

クライストチャーチモスク襲撃テロの背景としての「新自由主義系リベラル」によるひずみ

クライストチャーチモスク襲撃事件自体は、絶対に許せない事件だ。
自分たちがそれこそ、豪州先住民にとっては「侵略者」に他ならないのに、移民を「白人社会への侵略者」と罵倒する、自己中心的な被疑者に対し、怒りで一杯だ。
しかし、その背景には新自由主義がある。
そのニュージーランドの新自由主義政治は実は「労働党」政権によって始められたのだ。
日本で、1990年代の橋本龍太郎(故人)や2000年代前期の小泉純一郎さんらが真似をした凄まじい新自由主義と、非核NZ方式も含む政治的なリベラルを併存させたのが労働党政権である。
日本で言えば、第二次世界大戦前の立憲民政党内閣が近い。新自由主義的な経済政策とリベラルな政治的スタンスの組み合わせである。
橋本龍太郎政権も、社民党やさきがけに譲歩してそこそこリベラルな政策も政治面では採る一方で、凄まじい新自由主義的な立法を1997年に集中的に成立させた。

さて、現代のニュージーランドでは、リベラルな政治的な気風の中で、若い女性が総理大臣になるまでになった。
他方で、新自由主義による人心の荒廃がテロの背景になったのも間違いないと思う。
第二次世界大戦前の民政党内閣も、貧困・格差に対応できず、軍部の台頭を招いた。軍部こそが庶民の暮らしをよくしてくれる、という勘違いを招いてしまった。
また、現代日本でも、2012年衆院選で安倍自民党が「TPPに絶対反対」と叫んだのを見て「新自由主義グローバリズムを安倍さんが食い止めてくれる」と勘違いした人たちによっても安倍政権が支えられていることは無視できない。

ニュージーランド労働党、そして戦前日本の立憲民政党、そして、1990年代の橋本政権。「政治的なリベラルを組み合わせた新自由主義政治」の反動が、その後、怖ろしい排外主義で出てくることを教えてくれる。


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by hiroseto2004 | 2019-03-16 21:36 | 思想・哲学 | Trackback