米紙、「サウジ記者の殺人犯はアメリカで訓練を受けた」
2019年 03月 31日
サウジアラビア(皇太子・ムハンマド被疑者)によるジャマル・カショギ暗殺事件。実行犯は、アメリカで訓練を受けていました。
米紙、「サウジ記者の殺人犯はアメリカで訓練を受けた」
米紙、「サウジ記者の殺人犯はアメリカで訓練を受けた」
2019年03月31日19時12分
アメリカの新聞ワシントンポストが、サウジアラビアの反体制派記者ジャマール・カショギ氏殺害の実行犯に関する詳細な情報を開示し、「カショギ氏殺害事件に関与したサウジ側の要員の集団は、アメリカで訓練を受けていた」と報じました。
カショギ氏は昨年10月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で、サウジから派遣された15人のグループにより殺害されました。
ワシントンポストが30日土曜、報じたところによりますと、アメリカとサウジアラビアの10以上の情報筋は匿名で、カショギ氏殺害の実行犯の一部が、アメリカで訓練を受けていたことを明らかにしました
ワシントンポストはまた、「CIAはアメリカのそのほかの政府系機関や組織に対し、こうした訓練の一部が国務省の許可を得ている、アーカンソー州にある治安グループにより施されたものだ」と報じています。
さらに、「このグループは、カショギ氏殺害前のこの訓練課程を、アメリカとサウジの協力の一環として実施したが、事件発生後はアメリカとサウジ国王の治安分野での協力は中止、あるいは停止されている」としました。
サウジアラビア政府は、一定期間にわたりカショギ氏殺害への関与を否定した後、この事件が利己的な集団により実施され、容疑者11人に対する裁判が今年に入ってから開始されたことを認めましたが、特にこの事件の主犯者であることが疑われる、サウジのムハンマド皇太子のこの事件への関与の詳細の多くは、謎に包まれたままとなっています。
by hiroseto2004
| 2019-03-31 19:18
| ジャマル・カショギ記者惨殺事件
|
Trackback