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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

イリエスクによるルーマニア革命「泥棒」事件は他人事ではない

イリエスクによるルーマニア革命「泥棒」事件は他人事ではない

1989年12月22日。東欧の旧スターリン主義諸国で最後の独裁者・チャウシェスク夫妻は、市民のデモにびびってついに逃亡した。


しかし、なぜか、「テロ」を契機に「銃撃戦」が起き、なぜか、「チャウシェスクの元腹心」のイリエスクを首班とする「救国政権」ができた。
チャウシェスク大統領による人権侵害の責任者ばかりで新しい政権ができた。そして、チャウシェスクは逮捕後、イリエスクに夫婦とも、非公開裁判で首を取られた。

ルーマニア革命を巡っては、「怪しいこと」が多すぎた。

もし、市民革命が成功していれば、チャウシェスク元腹心のイリエスクだって逮捕されたろう。

市民革命を妨害し、チャウシェスク時代とかわり映えしないメンバーで政権を運営した。イリエスクは、長きにわたり大統領を勤め、89歳の今も健在だ。
イリエスクは「革命泥棒」だ。隠然たる影響力があり、捜査への圧力が懸念される。

日本も他人事ではない。

日本もルーマニアににている。

チャウシェスク夫妻の国家私物化は、安倍夫妻の国家私物化瓜二つだ。
ルーマニアは、ゴルバチョフソ連の方針転換に最後まで反応しなかった国であり、安倍ジャパンは、トランプアメリカの方針転換に抵抗した国である。似ている。
日本でも、例え、民衆の安倍ジャパンへの批判が強まっても、安倍の腹心のような人物が、まんまと安倍の首を後ろから斬りつつ、民衆による民主化を妨害し、まんまと安倍に代わる独裁者=日本版イリエスクに居座る危険はあると思う。


それが誰かはわからない。おそらく自民党の大物ないし若手人気政治家から出てくるだろう。「大穴」としては大阪府知事・市長経験者で、安倍総理と親しく、「事実上の腹心」と表現しても差し支えない男も挙げられるだろう。


ルーマニアの疑惑解明に注目しつつ、日本でも他山の石としたい。


by hiroseto2004 | 2019-05-04 20:48 | 歴史 | Trackback