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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

ひきこもりは犯罪者予備軍ではなく、「人間関係を遮断せざるを得ないほど傷つけられた人」 どう向き合えばよいのか


ひきこもり=犯罪者予備軍ではないということ。
むしろ、傷つけられた人であるということ。
ここを押えた上で、「まずは家の中を安心・安全な場所にする」ということですね。





ひきこもりとは「人間関係を遮断せざるを得ない程に傷つけられた状態像」

――ひきこもりの定義として、厚生労働省は「ひきこもり」の定義を6カ月以上にわたって家族以外の第三者との接触がない状態と定めています。

深谷:あくまでも調査をするうえでの定義はそうなっていますが、「ひきこもり」の状態像としては「人間関係を遮断せざるを得ない程に傷つけられ、追い込まれていった人」と考えています。

ひきこもりになる背景はさまざまです。たとえば、「学校や組織でのいじめ」「大学や会社等での人間関係のトラブル」「就職活動の自己肯定感の喪失」「ブラック企業での疲弊」「派遣切りや再就職の難しさ」などがあります。中には離婚や、親の介護疲れがきっかけになることもあります。精神的な疾患や発達特性などがあって、人との関係性を結ぶことが困難な方々もいます。いずれも人間関係に疲弊し、関係性を遮断せざるを得ない状態に追い込まれています。

――今の日本社会では、「傷つけられた人」というひきこもり像は見えづらく、ひきこもりの方々をひと括りにし「甘え」「自己責任」といった否定的な見方が強いように感じます。

深谷:「ひきこもりは努力が足りない」といった考えを持った人は多いです。特に70代から80代の方は、極めて特殊な右肩上がりの高度成長期時代を生きてこられました。いい学校に行って、いい企業に入れば、大方将来は安泰であり、努力をすれば報われるのが当たり前という意識があるように思います。そのため、ひきこもりになった本人に対しても、「偏差値の高い学校でないと」「正社員でないと」などの価値観を押し付けてしまうことも少なくありません。

しかし、今は社会構造も大きく変わってきています。たとえば、昔は人とコミュニケーションをとることが苦手な人でも、相応に見合った仕事がありました。例えば職工さんやそろばんや電卓を用いた経理等、社会の中で就労という形態による居場所があったのです。しかし現代は、そういった仕事の多くをコンピューターが担っており、雇用のシェアの7割が人とのコミュニケーションを必要とするサービス業というデータもあるほどです。企業も採用にはコミュニケーション能力を求めますし、人間関係が苦手なコミュニケーション能力が乏しい人には生きづらい時代になりました。


by hiroseto2004 | 2019-07-24 20:20 | 介護・福祉・医療 | Trackback