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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

新選組躍進の意義ーー「公務員を増やせ」という初の新党【備忘録】

新選組躍進の意義ーー「公務員を増やせ」という初の新党【備忘録】

これまでの日本の新党の多くは乱暴に言えば
「公務員を叩きさえすれば、日本はよくなる、大阪はよくなる!」
「貴様あ!公務員か?!問題無用!バンバン(銃声)」
系統だった。

しかし、今回の山本太郎は「公務員を増やせ」も掲げて票を取った。
これは特筆できる。歴史的だ。
天下り官僚は余っているが現場で汗を流す公務員は
不足しまくっているのだ。
さらに、現場公務員の多くが非正規である。
これでいいのだろうか?!

俺もそういう問題意識で「広島介護福祉労働組合」の役員の末席で微力を尽くさせていただいてきた。

今回の新選組躍進を契機に、大手労組や既存政党にも公共サービスを提供する労働者をめぐる問題についてもっと真剣に考えていただきたいと思う。





「公僕として働く」公務員という意識が国民側にも不足している【備忘録】

日本においては、
1,民は「お上」(現在は安倍晋三)に逆らわず平伏すべき。ヤジを飛ばすのも許されない。公務員はこの場合、「上様」(安倍晋三)のしもべで、「上様」の仰せで民に無茶苦茶しても文句を言ってはいけない。
と思い込むか、
2,ひたすら行政に反発し、その勢い余って、「公務員さえぶっ叩けば日本は良くなる」
と思い込むか、
の二者択一の思考に陥りがちではないか?
その結果
3,「我々が税金から(適切な)給料を払って働いてサービスを提供してもらっている」公僕としての公務員
という概念が不足していたのではないか?

1は、乱暴に言えば自民党支持者に多い。安倍晋三が、忖度させて公務員に改ざん、隠ぺいなどムチャをさせても平気なのだからそうなのだろう。

2は、野党の支持者(元新左翼とかに案外居られる)にも結構多い。そういう人たちが最近は「維新」に流れている。

という感じだろうか。

ただ、どちらの流れにしても、日本国憲法の本来のあり方からは外れていると思う。

1に関して言えば、江戸時代以前からまったく進歩がない。
というか、明治以降、「曲がりなりにも」築いてきた「立憲主義」とか「法の支配」とかをぶっ壊してしまった。
2について言えば、日本を世界でも最も公務員数が少ない国にしてしまった。あちこちで、現場公務員が不足し、非正規ばかりで、安定的な公共サービスの提供が危ぶまれる状況になっている。

今後は、
3,「我々が税金から(適切な)給料を払って働いてサービスを提供してもらっている」公僕としての公務員
をきちんと確保するという方向で議論を盛り上げていかねばなるまい。


by hiroseto2004 | 2019-07-26 19:25 | 参院選2019 | Trackback