「アメリカはイランことすな」「副業に見せかけ働かせ放題」法案NO
2019年 07月 29日
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広島3区入り
広島瀬戸内新聞(さとうしゅういち)は、2019年7月29日、広島市安佐南区古市橋駅前と
祇園出張所前で街頭演説を実施、改めて次期衆院選を前に、「広島3区から庶民の懐に優しい政治」「核兵器廃絶と
緊張緩和の先頭に立つ日本」をつくっていく決意を表明しました。
まず、アメリカがイランに因縁をつけ、緊張を高め、日本を含む各国にホルムズ海峡への
派兵を求めている問題に言及。
「アメリカは、民主主義を名乗りながら、1953年に、民主的に成立したイランのモサデグ政権を
潰している。イラン人がアメリカに不信を持つのは当然。アメリカが前に出ないことが中東平和の
鉄則だ。アメリカはイランことせず、核合意に復帰すべき。」
「アメリカはたくさん核兵器をもっているが、イランは今のところ一発も持っていない。
アメリカは核実験をやめ、率先して核軍縮に取り組まないと(説得力がない)」
と指摘。その上で
「日本はアメリカが言う「有志連合」に参加してはいけない。アメリカが前面に出る
話にのれば、イランに喧嘩を売るのと同じことだ。日本はむしろアメリカに「いらんことすな」、
と止めるべきだ。」
と訴えました。
また、厚労省が、副業と通算した労働時間管理を企業に免除する案をつくていることについて
「すでに、見かけ副業、実態は残業という長時間労働をさせられたドライバーが過労死するという事件
が起きている。」
と紹介。
厚労省の案がそのまま通ってしまえば、このドライバーのような事件も増えかねない、と警鐘を鳴らした上で、
「本来、8時間働けば、それなりに生活できるようにするのが筋だ。また、やむを得ず、残業が
せざるを得ない場合は、会社を分けてセコいことをしたりせずに、残業代をきちんと支払うなど
させるべきだ。」
と力を込めました。
さらに、広島3区内の社協のグループホームで、高齢者虐待事件が別々の職員により相次ぎ、
逮捕者が出たことについて、
「おとしよりをぶん殴るのは、あり得ないこと。最悪だ。しかし、問題は、複数の
職員が暴力を振るっていたことで、現場に暴力を肯定する文化が広がっていたのではないか?」
「介護現場においては、人手不足で、現場がきつくなり、それで、また、人が辞めていき
さらにきつくなるという悪循環がある。根本には、きつさや専門性の割に労働条件が悪いこと
もある。抜本的に改善しないと、利用者にも犠牲が及ぶ。」
と訴え、介護や、保育など同様の悪循環が生じている場所での労働条件改善を
急ごうと、力を込めました。
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また、参院選について「改憲勢力が3分の2を切り、広島選挙区では自民党2議席独占という安倍総理の
野望が打ち砕かれた」ことともに、新選組のお二人の議員が当選したことで、重度障がい者をめぐる
課題が可視化された、と指摘。「自立支援を国は謳いながら、働く際は介護サービスを利用できないというのは
矛盾だ。仕事中にトイレに行きたくなったらトイレ介助、調子が悪くなったら看護を受けられるようにして
安心して仕事が出来るようにした方が良いに決まっている。」
「そもそも、生産性で人の価値を測るのは間違いだ。誰にも人権はある。このことを自分自身も
忘れないようにしたいし、皆様にもそのようにお願いしたい。」
と訴えかけました。
by hiroseto2004
| 2019-07-29 15:17
| ジェンダー・人権(労働問題)
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