ムハンマド被疑者の直接関与明らかに サウジ人記者殺害に関するCIAの文書が公開
2019年 08月 18日
アメリカの裁判所はCIAに情報公開をきちんと命じるんですね。アメリカの良心だと思います。
予想通り、サウジアラビア皇太子・ムハンマド被疑者の事件への関与が明らかに。
「この資料の一部においては、カショギ氏の殺害にサウジアラビアのムハンマド皇太子が直接関与」。
サウジ人記者殺害に関するCIAの文書が公開
CIAアメリカ中央情報局が、サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、故ジャマール・カショギ氏の殺害に関する文書の一部を公開しました。
メフル通信によりますと、アメリカの地方裁判所の命令により、CIAはカショギ氏殺害に関する資料の一部を公開しました。
この資料の一部においては、カショギ氏の殺害にサウジアラビアのムハンマド皇太子が直接関与していることが指摘され、CIAの専門家による、カショギ氏の殺害の初期段階の結論として、カショギ氏殺害にムハンマド皇太子が大きく関与した可能性があると記されています。
CIAのハスペル長官は、昨年12月の米上院での非公式会合において、ムハンマド皇太子がカショギ氏殺害を命じたと断定し、「カショギ氏殺害という残忍かつ事前に仕組まれたこの殺害事件の責任者はムハンマド皇太子だが、米トランプ政権内の流れもこの事実を隠蔽しようとしている」と語りました。
ジャマール・カショギ氏はこれまで度々、サウジアラビア政府を市民権蹂躙やイエメンでの戦争犯罪を理由に非難していましたが、昨年10日2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館内で惨殺されました。
by hiroseto2004
| 2019-08-18 17:52
| ジャマル・カショギ記者惨殺事件
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