ニュージーランドは「有志連合」に参加せず、スウェーデン外相、「イラン外相との協議は建設的なものだった」
2019年 08月 21日
ニュージーランド、「ペルシャ湾有志軍事連合に参加しない」
ニュージーランドが、米主導のペルシャ湾有志軍事連合に参加する意向はないとしました。
イルナー通信によりますと、ニュージーランドのロン・マーク国防相は21日水曜、「英国からの協議や要請を受けているが、ペルシャ湾での有志軍事連合に加わるつもりはない」と述べました。
米国はこの数週間、イランへの最大の圧力行使を目的に、世界60カ国に対し、米主導のペルシャ湾有志軍事連合への参加を求めてきました。しかし、シオニスト政権イスラエルや英国などわずかな国を除き、ヨーロッパ諸国の大半はもとより、米国の友好国や同盟国さえもこの計画を歓迎せず、同調する意向を示していません。
http://parstoday.com/ja/news/iran-i55136
スウェーデン外相、「イラン外相との協議は建設的なものだった」
スウェーデンのヴァルストローム外相が、イランのザリーフ外相との会談を親近感に満ちた建設的なものだったと評価しました。
イルナー通信によりますと、ヴァルストローム外相は20日火曜、ツイッター上において、「ザリーフ外相との協議の主な議題はイエメン、ペルシャ湾、核合意など地域の問題に加え、人権問題だった」とし、「疑念を抱く時に対話に訴えることは重要だ」と述べました。
ヴァルストローム外相はまた同日、スウェーデン・ストックホルムでのザリーフ外相との会談後、記者団に対し、米国の一方的な核合意離脱に遺憾の意を示し、ヨーロッパ諸国に対しこの国際合意の完全な履行に向けて全力を尽くすよう求めました。
さらに、イラン核合意救済の可否に関する質問に答え、「ヨーロッパ側はイランとの間に結んだ核合意で、自らの責務履行を確認できるよう全力を挙げるべきだ。合意存続に向けて方法を模索しなければならない」としました。
ザリーフ外相は20日、ストックホルム訪問でスウェーデンの外相、通商相、経済共同委員会の責任者、およびビルト前首相と会談しました。
ザリーフ外相はスカンジナビア諸国歴訪の最後にノルウェーを訪問する予定で、その後フランス・パリを訪問して同国マクロン大統領、ルドリアン外相と会談することになっています。