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by hiroseto2004
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IAEAが、核合意内のイランの責務縮小に関して報告

2019年08月31日02時39分
  • IAEA国際原子力機関
    IAEA国際原子力機関

IAEA国際原子力機関が、イランの濃縮ウランの備蓄量が、核合意で定められた上限を上回ったことを明らかにしました。

ファールス通信によりますと、IAEAは30日金曜、「イランの濃縮ウランの備蓄量は241kgに達しており、核合意に定められた許容量である202kgを上回っている」としています。

また、「イラン国内で濃縮されたウランの濃度は、核合意で定められた3.67%を上回り、4.5%に達している」としました。

さらに、イランのIAEAとの完全かつ適切な折の協力を強調しています。

IAEAによる核合意関連の報告は、これで16回目となります。

IAEAは、これまでの15回にわかる報告において、イランが核合意内における自らの責務を完全に履行してきた事実を認めています。

イランは今年5月8日、アメリカの核合意離脱から1年が経過し、またイランに対する制裁の再発動や、アメリカの核合意離脱による経済面での影響緩和を目的としたヨーロッパの提案策が功を奏していないことから、この合意の第26条と36条に基づき、自らの責務の一部の履行を停止しました。

イランはこの決定の中で、IAEAに通告した上で、核合意の残留国に与えていた責務履行のための60日間の猶予期間の満了後、2段階にわたってウラン濃縮の濃度を備蓄量を増やしています。

イランは、ヨーロッパ諸国が核合意維持に向けて行動を起こさない場合には、来月6日から核合意内の責務縮小に向けた3段階目の措置に踏み切ると表明しています。


by hiroseto2004 | 2019-08-31 07:24 | 国際情勢 | Trackback