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by hiroseto2004
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視点;米大統領補佐官の解任、トランプ氏の好戦主義政策の敗北(動画)

2019年09月11日19時40分
  • ボルトン補佐官
    ボルトン補佐官

アメリカのトランプ大統領とボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の見解の対立をめぐり、メディアが数週間に渡って様々な憶測を展開した末に、ついに10日火曜、トランプ大統領がボルトン補佐官を解任しました。

この決定により、近年最も好戦的とされ、物議をかもしていた政治家が米大統領府から追放されたことになります。

トランプ大統領は、「自分は10日夜、ボルトン氏に対し、もはやホワイトハウス内にあなたの務めは必要ないと通告した。自分を初め政府内のメンバーはこれまで、彼の提案の多くに反対してきた。このため、自分は彼に辞表を出すよう求め、彼も朝、これを実践した。彼のこれまでの貢献には感謝している。来週中にも彼の後任者を任命するつもりだ」と述べました。

ボルトン補佐官は就任当初から、過去に前例のないほど、米国の対外政策を国際機関や世界の大半の国への対抗へと仕向けてきました。

ボルトン氏の決定の中でも特に物議をかもした事柄の1つに、トランプ大統領にイラン核合意離脱を促したことが挙げられます。

この決定により、米国は政治的に孤立しただけでなく、イランが米国の“最大限の圧力政策”に徹底抗戦したことから、トランプ政権の侵略的なアプローチは失敗することになりました。

ボルトン氏は大統領補佐官在任中に、これまでのどの時代にも増して政権を、特に国連を初め国際機関への対抗へと促しました。とりわけ国際刑事裁判所に対するボルトン氏の立場は、人権や国際法体制に対するある種の宣戦布告とも言えるものでした。

また、米国とベネズエラの関係の緊迫化にも大きく関与し、さらには北朝鮮や中国、ロシアに関する同氏の助言もめぼしい成果を挙げないままに終わりました。

これら一連の出来事により、遂にトランプ大統領は国家安全保障・外交政策における事態の悪化を回避するため、ボルトン氏の解任を余儀なくされました。

いずれにせよ、現在トランプ大統領は今後数日以内にボルトン氏の後任を任命しなければなりません。しかし、今後誰がボルトン氏の後を引き継ぐかはさておき、トランプ政権内の安全保障・外交政策に大きな変化が生じる可能性は大きな重要性を帯びています。このことは来年の米大統領選挙まで、米内政の舞台に大きく影響し、さらには世界規模でも大きな影響をもたらす可能性があると思われるのです。


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by hiroseto2004 | 2019-09-11 22:12 | 国際情勢 | Trackback