ポストモダニズムがマスコミから批判精神を奪った《思想・哲学》
2019年 09月 14日
ポストモダニズムがマスコミから批判精神を奪った《思想・哲学》
昔も自民党や財界はそれなりに腹黒かったと思う。違いはマスコミによる批判がいまは弱いことだ。
昔はNHKが大手企業を、民放が国を批判するという役割分担で、腐敗を牽制してきた。財界も自民党もそれなりに腹黒かったが、抑制せざるを得なかった。
しかし、日本では村社会が残ったまま、ポストモダニズムの導入が進んだ。「なんでもかんでも相対化」は批判精神を奪い、堕落を招いただけだった。
それが特にマスコミで酷かった。その結果が安倍政権である。
イスラエルでも、首相のネタニヤフ被疑者がマスコミに便宜を図ったとして書類送検されている。これが当たり前だ。安倍総理と寿司を食って喜んでいるマスコミ人は恥を知るべきだ。
それと共に日本は、まず近代合理主義、立憲主義からやり直した方がいい。労基法を守ろうとか、文書は改竄しないとかそのレベルからやり直しだ。ポストモダニズムはそれからだ。
by hiroseto2004
| 2019-09-14 19:57
| 思想・哲学
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